「なら、らぶ、りぶ」なまち

vol.1 朱雀エリア

奈良市北西部に位置する朱雀エリアは、40数年前に開発されたニュータウン。幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校、図書館、奈良市北部出張所、映画館を擁する大型ショッピングモールなど、暮らしを支える施設が「手の届く」範囲にある町です。最寄りの近鉄高の原駅には特急や急行も停まり、アクセス抜群。また大小様々な公園が点在し、緑に囲まれた住環境が魅力です。

住人インタビュー
住む人みんなで生み出すハーモニー

作間さくま いずみさん

作曲家で指揮者、バイオリニストの父とオペラ歌手の母の間に生まれた作間さん。平成4年にお父さまが亡くなるまでは奈良市富雄の団地に住みつつ、両親と共に演奏旅行で全国を巡るという生活を送られていました。現在は朱雀エリアにお住まいで、朱雀地区自治連合会会長を務められています。

音楽への関心が高い町

奈良はピアノの保有率が全国トップクラスと言われていますが、音楽への関心が高い町だと思います。私が住んでいる朱雀でも、社会福祉協議会が中心となって「楽器サロン」という取り組みをしています。大人も子どもも、音楽をやったことのない人でも気軽に楽器を使って音と遊ぼうというもの。クリスマスパーティで演奏したり、老人ホームで慰問演奏したり、毎年秋に開催する「すざく音楽祭」に参加したり。楽譜を読んだこともない、合奏なんてしたことがないという人も巻き込んで活動しています。

一度住んだら、他所に行きたくない

朱雀に移り住んだのは、7年ほど前。ある日、中学校3年生の男の子がユーフォニアム(金管楽器)を持って「音楽を教えて欲しい」とやってきたんです。そこで、教えるなら一戸建てに住もうと、見つけたのが朱雀の賃貸物件でした。それで地域の人との交流が始まったんです。開発当初から住んでいる方々をはじめ、住民が愛着を持って住み続けている町。住民どうし仲が良く、新たに引っ越してきた人もすぐその輪に入ることができます。だから、一度住んだらみんな「他所には行きたくない」と思うようです。交通の便もいいし、くつろげる公園も多い。賃貸物件も多く、その大家さんも同じ地域に住んでいらっしゃる物件が多いので、管理もちゃんと行き届いています。教育の面でも、エリア内に保育園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校が揃っている上に、これら学校園と住民、行政が協働するプロジェクトも立ち上げており、うまく連携が取れていることも魅力だと感じます。

オーケストラのような地域づくり

地域活動に関わるようになったのは、3年前に朱雀3丁目の自治会長を引き受けたことがきっかけです。次の年には連合会の事務局次長に。そんなとき、前会長が「世代交代したい。君を会長に推薦する」と。その時に思ったのは、この地域はやろうと思えばなんでもできそうだということでした。実際、就任一年目から地域ミーティングを開き、市長をお招きして市民と行政が協働でプロジェクトに取り組んでいける体制を整えました。そして地域の6団体、社会福祉協議会、自主防災・防犯協議会、民生・児童委員協議会、女性防災クラブ、万年青年クラブ、自主活動グループ協議会を、それぞれの会長を集めた会をつくることによって一つにまとめました。さらにこれからは、そこに各学校と保育園・幼稚園もひっくるめて、ひとつながりの組織にしようと考えています。

朱雀地区自治連合会の去年(平成28年)のスローガンは「輪」でした。今年(平成29年)はそこから一歩進んで「和」です。地域づくりは、補い合うことが大切。例えるならオーケストラのようなもの。管楽器は社会福祉協議会、弦楽器は万年青年クラブ・・・というように、それぞれが得意なことを担い、音を合わせていくことでハーモニーが生まれる。何事も自分ひとりで考えるのではなく、みんなで考え取り組んでいく。そんな縦割りではない、横のつながりが朱雀にはあると思います。


(平成29年10月24日に取材)

もっと 住んでいる人の声をきく


あの日憧れた体験を子ども達に
阪本 正史さん

交通アクセス

  • 最寄駅:高の原駅 特急・急行停車あり

他の「まち」

ページの先頭に戻る